看護師の求人倍率は4.2倍にも
看護師はどの医療機関でも慢性的に不足しており、日本だけでなく世界中で看護師不足が問題となっています。そのため、看護師の就職率はほぼ100%に近く、求人倍率は一般企業が0.26倍に対し、看護師は4.2倍と高く、1人の看護師に約4件の求人がある状況です。
今後、看護師の必要性は低くなることはなく、のどから手が出るほど看護師がほしい医療機関は多いので、看護師が転職先を探すのはあまり苦労しないでしょう。求人先はハローワークや一般求人雑誌などで見つけることができますが、最近ではインターネットでも募集しています。
近年、看護師転職サイトが日々増え続けており、『DODAナース』や『ナースフル』『ナースではたらこ』など、求人紹介以外にも看護師転職サポートを行っているサイトが多くあります。働き方や給与、こだわり条件など希望に合わせて細かく検索できます。
看護師の求人状況は大幅に増えたり減ったりせずに安定していますが、求人先の種類の幅は広がっています。今までは大きな病院が主流でしたが、現在はクリニックの需要も高まっています。また、高齢化社会により介護福祉施設や訪問看護ステーションなどの求人も増えてきています。
最近では、医療系企業の求人数も増加しており、製薬メーカー勤務の治験コーディネーターや臨床開発モニター、医療機器メーカー勤務のクリニカルスペシャリストなど、まだ聞き慣れない業種の求人が注目されています。このほか、医療の進歩により看護師の高度なスキルアップが期待され、看護師養成機関や研究機関での需要も高まっています。
看護師養成機関での看護師の役割は、講師として看護師を目指す方に現場の状況や専門知識、技術を教えることです。講師は高度な知識が求められるため、医療現場の最前線ではたらく看護師は必要不可欠なのです。